リフォームを行うときは将来の年収も考慮にいれておく

リフォームは家を住みやすく作り替えるだけではなく、大切なマイホームのメンテナンスでもありますが、思いの他お金がかかるもの。

あそこもここもと考えているうちに、費用が嵩んでしまったというケースも少なくありません。一括で支払える場合はそれほど心配する必要はありませんが、リフォームのためにローンを組むのであれば、将来的な年収も視野に入れて計画を立てる必要があります。

住宅ローンに比べると手軽だと言われているリフォームローンですが、当然審査は行われます。また、リフォームローンでどれくらいのお金が借りられるかは、年収や年齢、過去の返済履歴などいろいろな条件によって決まりますが、やはり年齢と年収が大きな要因になることは間違いありません。

リフォームローンの上限借入金額は、毎月の返済額が年収のどれくらいを占めているか、返済にどれくらいの時間がかかるかによって決まります。一般的な借り入れ負担率は35パーセントですが、車や教育ローンなど、他にローンを組んでいれば当然リフォームローンで借り入れることができる金額は下がることになります。当然ローンを組むのであれば、将来的な年収を考慮することも忘れてはいけません。年収が下がると分かっているのに高額のローンを組むのはやはり危険です。

年収が下がっても無理なく返していける金額かどうか、しっかり判断することが重要です。また、必要に応じて繰り上げ返済なども視野に入れておきましょう。

銀行系の金融機関が提供しているリフォームローンでは、ローン完済時の年齢が70歳と設定されています。

返済期間は10年を上限となっているので、満60歳を過ぎると審査に通りにくくなります。

ローンを継続して返済されるかどうか判断するため、現在や将来の雇用状況の安定なども非常に重要視されます。勤続年数が長ければ、これからも長く働き続ける可能性が高いと見なされるため、審査に通りやすくなるのです。